初詣のお参りの仕方や神社での正しい参拝マナーについてお伝えしていきます。
新年を迎え、神社に参拝する時には、正しい参拝の仕方を知っていると良いでしょう。
神社での礼儀正しい参拝方法、ご存じですか?
神様に対する敬意を表すために、事前にこれらの方法を理解しておくことが重要です。
今回は、新年の神社訪問における正しい参拝の流れに注目し、
- 初詣お参りの仕方は?
- 神社での正しい参拝マナー・鳥居のくぐり方
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神社での正しい参拝マナー・手水の取り方
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神社での正しい参拝マナー・二拝二拍手一拝の方法
これらについて、詳しく説明していきます。
初詣神社参拝のマナー:鳥居のくぐり方
神社に訪れた際、まず目にするのが鳥居ですね。
なぜ鳥居を渡るのか、その意味を知っていますか?
鳥居を渡ることで ⇒ 心身を清める
これが鳥居の大切な役割です。
鳥居は神社の門で、その先は神様の領域とされています。だから、清めの意味を込めて渡るのです。
では、鳥居を正しく渡る方法をお伝えしましょう。
鳥居のくぐり方
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鳥居の前で一旦立ち止まり、軽く頭を下げる(一礼)
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鳥居の中央を避けて左側に位置する
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鳥居を渡るときは、左足を先に踏み出す
※神様に対する敬意を示すため、服装を整え、帽子は脱ぐことが推奨されます。
参道の歩き方について
鳥居を渡った後、参道を歩く時にも注意が必要です。
実は参道の中央は「正中」と呼ばれ、神様の通り道とされています。
そのため、参道の中央を避けて左側を歩くのが礼儀とされているのです。
初詣神社参拝のマナー:手水舎の使い方
初詣で歩く参道によく見られるのが手水舎。これは参拝の際に身を清める場所です。
手水舎での適切な使い方をご紹介します。
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柄杓(ひしゃく)を使って、最初に左手を一杯の水で洗います。
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柄杓を持ち替えて、今度は右手を洗います。
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さらに柄杓を持ち替え、左手の掌に水を溜めて静かに口をすすぎます。
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口をすすいだ後、左手をもう一度洗います。
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柄杓を逆にして、流れる水で柄の部分を洗います。
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最後に柄杓をもとの位置に戻します。
これで手水舎の使用手順は完了です。
通常は最初にくんだ水で全ての工程を行いますが、水が足りなくなった場合は追加してください。
※口をすすぐ時には、柄杓に直接口を付けないよう注意しましょう。
初詣神社参拝のマナー:二礼二拍手一礼のやり方
初詣での拝殿における参拝の手順を紹介します。
手順は以下のように進めます。
お賽銭の納め方
拝殿に着いたら、まず軽く一礼をして、静かにお賽銭を納めます。大切なのは、お賽銭を投げずに穏やかに置くことです。
鈴を鳴らす意味
続いて、鈴を鳴らします。この行為には、清めの意味が込められています。
参拝の作法
次に、二礼二拍手一礼の参拝作法に移ります。
二礼二拍手一礼の詳細な手順
- 二度深く頭を下げて礼をします(二礼)
- 手を胸の前で合わせます
- 右手を少し下にずらします
- 二度拍手をします(二拍手)
- 右手を元の位置に戻します
- もう一度深く礼をします(一礼)
拝礼の前後には、軽く一礼することが礼儀です。
一揖は約45度、一礼はより深く約90度が適切です。
拍手には、悪い気を払い、神様を呼び寄せるという意味があります。
参拝後の鳥居のくぐり方
参拝後、鳥居をくぐる際のマナーですが、鳥居の前で向きを変え、神様に簡単に一礼してから境内を出ます。
帰る前に、神様への感謝の気持ちを忘れずに伝えましょう。
初詣お参りの仕方は?鳥居のくぐり方や神社での正しい参拝マナーまとめ
初詣お参りの仕方は?鳥居のくぐり方や神社での正しい参拝マナーも!と題してお届けしました。
ここで紹介したのは、特に神社での参拝の作法です。お寺での参拝方法とは異なりますので、その点には注意が必要です。お寺では通常、拍手はしません。
これらのポイントを覚えて、初詣での参拝を心ゆくまで楽しみましょう。