年賀状の一言で上司に何を書いたらいいのか、手書きのほうがいいのかなど、年賀状を上司に送る時に結構悩むものですよね。
ただ定型文を印刷した挨拶状では、受け取る人にとっても心に響かないかもしれません。
新年を迎えるこの機会に、普段の感謝の気持ちを伝えることは重要です。
ですが、どんな言葉を使うべきか、迷うこともあるでしょう。
そんな時のために、上司への感謝の気持ちを込めた手書きのメッセージの例を紹介します。
年賀状の一言で上司に手書きで何を書けばいい?
年賀状では、上司に対する感謝の気持ちを伝えることが重要ですが、新年のあいさつとして、他にも言いたいことがあるかもしれません。
ここでは、年賀状に添える短いメッセージのアイディアをいくつかご紹介します。
上司へのメッセージ5つのポイント
上司宛の年賀状には、次の5つのポイントを考えると良いでしょう。
年賀状に入れたいメッセージのアイディア
●感謝の言葉
前年のご指導への感謝を伝えます。
●新年の目標
自分の仕事に対する目標や決意を示します。
●努力の約束
今年も一層の努力をすることを宣言します。
●今後のご指導をお願いする
引き続きのご指導をお願いする旨を伝えます。
●健康への思いやり
上司の健康を気づかう言葉を添えます。
普段の内容であっても、個人の言葉で表現することで、形式的でなく心に残る年賀状になります。
上司への一言メッセージで気を付けるポイント
年賀状に添える一言メッセージは、手書きであることが最も大切です。
各々を手書きするのは時間がかかるかもしれませんし、印刷より見栄えが劣ることもあるでしょう。
しかし、手間をかけて書かれたメッセージは、印刷されたものよりも受け取る人に喜ばれる傾向がありますので、メッセージを印刷することは避けましょう。
ボールペン使用時の注意
ボールペンで書くと、ビジネス的に見えがちなので、推奨されません。より適しているのは筆ペンや油性フェルトペンです。
また、年賀状によく使われる定型文と同じ内容のメッセージは書かないようにしましょう。
例えば、「謹賀新年」や「旧年中は大変お世話になりました」、「本年もよろしくお願い申し上げます」などは一般的なフレーズで、これらに似たメッセージを追加すると、内容が重複し意味が薄れてしまいます。
これはよくある間違いで、受け取る人に手抜きされたと感じさせることにもなりかねません。
年賀状の一言で上司へのメッセージ文例5選
上司向けの年賀状に添える簡潔なメッセージの例をご紹介します。
感謝を表すメッセージ文例
・昨年は大変お世話になりました。心からの感謝を申し上げます
・昨年一年間、ご指導ありがとうございました
・昨年は特別なご指導をいただき、深く感謝しております
・昨年、多くのサポートをいただき、感謝の気持ちでいっぱいです
・いつも的確なアドバイスをありがとうございます
・昨年のプロジェクトでのアドバイス、大変感謝しております
新年の目標のメッセージ文例
・本年は明確な目標を持って、積極的に仕事に取り組みます
・○○さんを見本に、今年は成果を出す年にします
・○○課長の指導を基に、今年も努力を続けます
・入社○年目、学んだことを生かすために頑張ります
・今年は目標達成のため、一層の努力をします
・今年も成長を目指し、精進します
・良い成果を出せるよう、一生懸命頑張ります
精進の意志を伝えるメッセージ文例
・昨年の経験を活かし、今年も更に精進します
・昨年学んだことを基に、今年も成長を目指します
・期待に応えるために、今年も一層の努力をします
・未熟ですが、成長するために頑張ります
・不足する点を改善し、今年もよろしくお願いします
ご指導をお願いするメッセージ文例
・今年も引き続きのご指導をお願いします
・本年も貴重なご指導をよろしくお願いいたします
・昨年に引き続き、ご指導をお願い申し上げます
・変わらぬご指導を今年もお願いします
・今年も一段とご指導をいただけますよう、お願いします
健康を願うメッセージ文例
・ご家族皆様の健康と幸せをお祈りしています
・ご家族の健康と幸せな一年でありますように
・皆様が健康で素晴らしい一年を過ごされますように
・ご健康と幸多き年をお祈りします
・健康と活躍を願っています
・寒い日が続きますが、どうぞご自愛ください
句読点の使用に関して
年賀状のメッセージには通常、句読点を使わないのが慣習です。これは新年の挨拶に区切りをつけない意味や、筆書きの時代の名残とされています。
年賀状の一言で上司に手書きで何を書く?メッセージ文例5選まとめ
年賀状の一言で上司に手書きで何を書く?メッセージ文例5選も紹介!と題してお届けしました。
ただ印刷された年賀状では、印象に残りにくく物足りないことが多いです。
特に上司に送る際は、手書きの一言を加えることで、より良い印象を与えることができます。空白のスペースを利用して、感謝の気持ちや新年の抱負を書き添えると良いでしょう。
また、上司への年賀状は元旦に届くように事前の準備が必要です。年末は忙しい時期ですが、この点にも気を配りましょう。丁寧に年賀状を作成して、良い一年のスタートを切りましょうね。