ホットケーキミックスの適切な保管方法、開封後や余った生地の保存方法についてご紹介していきます。
パンケーキミックスは、美味しいパンケーキを手軽に作れる便利なアイテムです。
我が家でも常備品として活用しており、時にはまとめ買いしてしまうことも。
ただ、保存方法については疑問があります。
特に開封した後のミックスや、既に混ぜ合わせた生地の保管方法はどうすればいいのでしょうか。
この記事では、パンケーキミックスを適切に保管するためのポイントを以下の3つの視点からご紹介します。
- ホットケーキミックスの未開封と開封後の保管方法は？
- ホットケーキミックス混ぜた生地の保存は可能？
- ホットケーキミックスの余った生地の冷凍保存方法は？
ホットケーキミックスの未開封と開封後の保管方法は？
未開封のパンケーキミックスは、高温多湿を避けて室温での保管が可能です。
これはスーパーマーケットで室温で陳列されているのを見かける通りです。
しかし、開封したミックスは冷蔵庫での保存が望ましいです。
これは開封後、ダニや虫が発生するリスクがあるためです。
お好み焼き粉や小麦粉などの粉類も、開封後は密封して冷暗所での保存が一般的ですが、特にダニを好む湿気のある場所では保存を避けるべきです。
冷蔵庫で保管することで、ダニの繁殖を防げます。
また、他の食品の匂いが移るのを防ぐため、なるべく密閉容器に入れて保存することをお勧めします。
加えて、外箱や外袋が付属していても、中身が個別包装されている場合は、メーカーの推奨に従い、吸湿や虫害を防ぐために冷蔵庫で密閉容器に入れて保存するのが理想的です。
特に包装が破損している場合は、この方法が重要になります。
ホットケーキミックス混ぜた生地の保存は可能？
パンケーキミックス一袋で通常は約4枚のパンケーキが作れます。
大抵の場合はその都度使い切ることが多いですが、たまに生地が余ってしまうことも。
水や卵を加えて作ったパンケーキの生地は、作った翌日までは冷蔵保存が可能です。
ここで押さえておきたい2つの重要なポイントがあります。
- 冷蔵庫で保管し、翌日にはすぐに使い切ること
- 長期間保管すると生地が膨らみにくくなることがある
それでは、これらのポイントについて詳しく説明します。
冷蔵庫で保管し翌日には使い切ること
パンケーキミックスに水や牛乳、必要であれば卵を混ぜた生地は、水分を含んでいるためすぐに傷みやすい性質を持っています。
そのため、生地を保存する際は冷蔵庫で保管し、作成した翌日までには必ず使用しましょう。
長期間保管すると生地が膨らみにくくなることがある
液状の生地を長時間保管すると、パンケーキミックスに含まれるベーキングパウダーの反応力が弱まり、パンケーキが十分に膨らまなくなることがあります。
ベーキングパウダー内の炭酸ガスは水分と反応し、水を加えると徐々にガスが抜けてしまいます。
したがって、ふんわりとしたパンケーキを作るためには、生地を作ったらすぐに焼くことが勧められます。
液体状態の生地の保存は不可能ではありませんが、美味しく食べるためには早めに使うことが大切です。
ホットケーキミックスの余った生地の使い方と保存のコツは？
余ったパンケーキミックス生地は、全部焼き上げてしまうのが一番です。
ご安心を、焼いたパンケーキは冷凍しても美味しく保存できます。
特に液体状の生地よりも、焼いた状態の方が長く、より良い状態で保存可能です。
普段通りに焼いたパンケーキを、冷めたら1枚ずつ包んでジッパー付きの袋に入れ、冷凍庫で保存します。
これらは2～3週間で食べきるのが理想です。
解凍方法はお好み次第です。
- 自然解凍（夏は冷蔵庫で解凍）
- 600Wの電子レンジで1枚50秒程度加熱する方法
- フライパンでバターを溶かし、冷凍のままのパンケーキを蒸し焼きにする方法
があります。
手軽なのは自然解凍や電子レンジですが、フライパンで再び加熱すると焼きたての風味が復活しお勧めです。
自然解凍や電子レンジで解凍した後、オーブントースターで少し焼くとカリッとした食感が加わり一層美味しくなります。
これらの方法を試してみてくださいね。
ホットケーキミックスの適切な保管方法は？開封後や余った生地の保存方法まとめ
ホットケーキミックスの適切な保管方法は？開封後や余った生地の保存方法！と題してお届けしました。
パンケーキミックスの保管と余り生地の活用法をまとめました。
- 未開封のミックスは常温で保管し、開封後は冷蔵庫で密閉して保存
- 液体状の生地は冷蔵庫で翌日までは保管できるが、すぐに品質が落ちるため推奨はしません
- 余った生地は焼き上げて冷凍すると、いつでも美味しいパンケーキを楽しむことができます
パンケーキミックスはパウンドケーキやクッキー作りにも便利ですが、購入後は適切な保管を心がけましょう。
参考になれば幸いです。
